特集 訪問看護婦のアセスメント能力の向上を目指して―聖ルカ・ライフサイエンス研究所主催セミナーより
訪問看護婦からみたフィジカルアセスメントの留意点
馬庭 恭子
1
1YMCA訪問看護ステーション・ピース
pp.714-719
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902287
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はじめに
現在,全国でも3,000か所近く訪問看護ステーションが開設されている.訪問看護ステーション・ピースは,特に在宅ホスピスケアを中心としたステーションということをスローガンに掲げ,約人口100万人の中核都市で看護活動を展開している.開設は1996年である.
ピースの職員は看護職として常勤2名,準常勤1名,非常勤4名,事務職として非常勤3名(うち2名は社会福祉士とボランティア)で構成されている.この2年間の実績は全利用者142名であり,訪問延べ件数,利用者の年齢分布,原疾患分類は図1~3に示した.24時間連絡体制をとり,看護職3名が携帯電話をもち,交替で365日の対応を行なっている.
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