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次号予告・編集後記
小池
,
米沢
pp.620
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201738
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今回は6月初旬に行った公開座談会の内容をベースとした特集です。公開座談会にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。▶自宅で療養している陽性者への訪問看護。入院待機者への医療とケア。「まだ限られた人しか体験していない」点からすれば、藤田さんは特異な経験を語ってくださったことになります。ただ、私には不思議と普遍的な何かが滲んでいるようにも感じられました。なぜなのでしょう。特異な状況下の実践に光を当てようとすると、平時での実践が照らし返され、浮き上がってくるからなのかもしれません。▶特集内では、非常事態への備えとして「BCP策定」の必要性が述べられています。期せずして、今号からBCP策定をテーマとした連載もスタート。そちらもぜひご覧いただければ。……小池
公開座談会は、藤田さんからのお声掛けにより、急遽、開催と掲載を決断したものでした。医療の手が届かず苦しむ方が今後少しでも減らせるよう、また、これを次に体験するかもしれない全国の同士の糧にと、つらい経験をも心身の疲れが癒えぬうちから実践的な振り返りとして語ってくださった藤田さんに心から感謝申し上げます。また、臨床の最前線にいる専門家の皆さまに向けた雑誌の果たすべき仕事とは何か、初心に帰った思いがしました。……米沢
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