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次号予告・編集後記
米沢
,
小池
pp.176
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201390
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年末の木曜日、会社で仕事をしていると、2歳半になる下の子について「37.7度です」と保育園から電話が。情報収集をすると、「発疹はない」「他のクラスではインフルエンザと溶連菌と水痘が1名ずつ出ています」とのこと。予防接種はしています。いつもの小児科は休みで、近隣小学校ではインフルエンザで学級閉鎖が相次いでいます。別の小児科を受診すべきか迷っていると、肘にごくごく小さな発疹を発見。熱も37.2度に下がったため、翌朝いつもの小児科を受診することに。「手足口病」でした。日々臨床推論です。…米沢
座談会「訪問看護の臨床推論は伝えられるか」、そして秋山さんの連載『在宅ケア』においても、病院側と地域側の医療者の眼差しの違いに言及されています。「生活をもとにその人を見るか」「疾患をもとにその人を見るか」。そうした言い回しで「違い」はかねてから指摘されています。今回の『シンソツきらきら』で、山田先生が2020年度から看護基礎教育が変わる点を説明してくださいました。人々の暮らしの中から学ぶことが強調され、「地域」がキーワードになるとも。こうした教育の変化によって、「違い」もなだらかになっていくのでしょうか。そうしたら現場の動きだって変わっていくのでしょうね。そういう未来を考えると、すごくワクワクしませんか。▶次号、山田先生にあらためて看護基礎教育の変更ポイントをご解説いただきます。…小池
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