特集 「願い」を問う、つなぐ、叶える—訪問看護はどのように意思決定を支援し、実現するか
—【事例報告❸】—本人の意思をめぐる葛藤に、訪問看護はいかに関われるか—意思の疎通が困難な事例、家族間の重ならない思いに向き合った事例をめぐって
團野 一美
1
1訪問看護ステーションひなた
pp.324-330
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201179
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病院併設型訪問看護ステーション、病院地域連携室勤務を経て、2013年5月に「いかなる健康状態・年齢にかかわらず、看護を必要とする方々の生活の場に赴いて、看護を提供する。」という理念のもと、訪問看護ステーションひなたを京都市に開設しました。現在は看護師10人、理学療法士2人、事務職員1人という体制で運営しています。
地域連携室に勤務していたため、地域の開業医や居宅介護支援事業所とは顔見知りの関係だったこともあり、利用者は順調に増え、現在は約120人に訪問しています。0歳の18トリソミーの小児から100歳の高齢者、認知症・精神疾患・ターミナルなど、さまざまな利用者に対し、「その人らしい生活」を支えるために訪問看護を行なっています。
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