特集 「面」で支える子どもの暮らし—看護職はいかに連携することができるのか
—【それぞれの暮らしの場の看護❶】—NICU(新生児集中治療室)の看護
原田 純子
1
1今給黎総合病院NICU
pp.620-622
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200992
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当院は鹿児島県鹿児島市に位置する地域の中核病院です。鹿児島県には、早産児や低出生体重児、病気を持つ新生児などのハイリスク新生児の治療を行なう「NICU(Neonatal Intensive Care Unit、新生児集中治療室)」を有する施設が3施設あり、それぞれが明確な役割分担の下、連携しています。
2次施設である当院NICUは、在胎週数30週以降の早産児の急性期医療や、3次施設の空床確保のため、状態が安定した早産児の転院を受け入れ、発育・発達の支援、家族の支援、地域と連携した退院支援を提供する場として機能しています。定床は19床(NICU9床、GCU〈Growing Care Unit、発育発達支援室〉10床註)で年間入院数は約200名です。
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