連載 認知症の人とその家族から学んだこと—「……かもしれない」という、かかわりの歳月のなかで・第16回
日常性の世界を豊かにするケアのかたち❸
中島 紀惠子
1,2
1新潟県立看護大学
2北海道医療大学
pp.598-599
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200982
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早川一光先生の姿に老年期の英知をみた
認知症の人とその介護家族と、私の出会いの場をさりげなくセットしてくださり、それ以降も「これからやでエ〜」と折々に背中を押してくださった「わらじの医者」の早川一光先生*1が、この6月に亡くなられた。94歳だった。
NHKでETV特集として放映された『こんなはずじゃなかった—在宅医療 ベッドからの問いかけ」を視聴された方もいると思うが(インターネット上でも閲覧することが可能)、私たちに、先生が伝えたかったことは何だったのだろうとずっと考えている。
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