特集 患者状態適応型パスで見せる訪問看護のプロセス
患者状態適応型パスの教育への活用可能性
棚橋 さつき
1,2
1高崎健康福祉大学保健医療学部
2高崎健康福祉大学訪問看護ステーション
pp.769-774
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200793
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現在の看護基礎教育は、聴講と実習の2本立てで行なわれています。教育を受けるのは社会経験が少なく、生活そのものを冷静に考えることもままならない学生です。人の支援に関わる職業全般にいえることですが、看護基礎教育を、訪問看護の対象である利用者の安全・安心を確保した看護サービスにつなげていくためには、このような学生が溶け込みやすいように、聴講授業でも実習でも教材として利用できるツールが重要です。
在宅看護教育の歴史をふり返り、その特徴と現状から、看護基礎教育に患者状態適応型パスを活用した場合の可能性を考えます。
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