特集 訪問看護の“あと10年” 2025年までにやっておきたい○つのこと
リハビリテーションセラピストと認定看護師の協業で高度な医療ケアを提供する
寺本 千秋
1
1株式会社紀州ライフコーディネートサービス紀州リハビリケア訪問看護ステーション
pp.40-43
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200075
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地域に必要なものは、「対象者のニーズ」と「在宅現場で働く訪問看護師・リハビリテーションセラピスト(理学療法士、作業療法士など。以下、セラピスト)が必要と思うこと」のなかにこそあるのではなかろうか。
介護保険法が施行されたとき、介護サービス事業者として民間企業を参入させたのは、2025年問題に対応するための「在宅介護」の量の確保と、競争による質の確保などが目的だったといえる。介護保険では、訪問看護も訪問リハビリテーション(以下、リハ)も、重要な在宅医療サービスとして位置づけられている。いよいよ2025年問題に対応するべき具体的な時期に突入し、今後はより高い質を求められるようになる。定められた制度のなかで、これからの訪問看護と訪問リハに求められることは何なのか。必要とされるサービスを実現し提供することを考えなければならない。
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