ほっとらいん ふろむ ほんごう
長編動画「毎日がアルツハイマー2」がはやくも公開中
pp.676
発行日 2014年8月15日
Published Date 2014/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102873
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劇場に笑いを呼び、立ち見も出るロングランで、つらくて悲惨な認知症のイメージを覆した長編動画「毎日がアルツハイマー」(関口祐加監督)から2年。その続編「毎日がアルツハイマー2―関口監督イギリスへ行く編」(51分)が7月19日(土)から公開されています。そのテーマは、ずばり「ケア」。
今回も企画・製作・撮影・編集、そして主演まで務めた関口監督。本誌2013年1月号の巻頭インタビュー「認知症の力を借りて、魅力全開になった母―ロングショットで見たアルツハイマー」で続編は未定と語るも、はやくもパート2をつくることになったのは「パーソン・センタード・ケア」(PCC)との出会いがあったから。今回は、監督自らその発祥の地・イギリスへと飛び、本場の認知症ケアの現場を取材! 英・認知症ケア・アカデミーの精神科医や看護師長らとの率直な語らいは、認知症ケアに関わる専門職にとって注目の内容です。関口監督は今、認知症の人を1人の“人”として尊重し、その人の視点に立ってケアを行なおうとするPCCを、「認知症介護において唯一無二」と考えています。
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