特集 2014年度診療報酬改定からの展望「ときどき入院、ほぼ在宅」への射程
―前回改定~2014年度報酬改定が示す―「精神科訪問看護」の転換期/「精神科訪問看護療養費」の意義と課題
上野 桂子
1
,
仲野 栄
2
1一般社団法人全国訪問看護事業協会
2一般社団法人日本精神科看護協会
pp.547-554
発行日 2014年7月15日
Published Date 2014/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102837
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訪問看護制度ができてから22年目を迎えました。この間に、訪問看護を取り巻く状況は大きく変化しています。当初は高齢者に対して療養上の世話を中心としたサービスを提供していましたが、医療環境の変化により入院日数が短縮され、在宅で療養生活を送る医療ニーズの高い方やターミナルケアを必要とする方々が増加しました。さらに、小児や認知症高齢者への対応など、訪問看護の役割も内容もより幅広くなってきています。精神疾患や精神障がいのある方への「精神科訪問看護」もそのひとつです。
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