特集 Buurtzorg(ビュートゾルフ)との邂逅―何を学び、どう活かすか
Buurtzorgに出会ってここを学んだ!こう進化した!
多事業・多職種チームでの「自律的運営」への挑戦
松本 京子
1
1株式会社なごみ訪問看護ステーションあさんて
pp.462-464
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102811
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私がBuurtzorg(ビュートゾルフ)の活動に関心をもったのは、地区看護師(p.441)が起業し、自律した専門職がチームとして活動する、ケア提供システムの運営とケアの質管理です。
ビュートゾルフの起業は、私が独立して訪問看護ステーションを開設したのと同じ2006年です。私たちのステーションも、順調に成長してはいるものの、8000名のスタッフを抱えるビュートゾルフには、遠く及ばない規模です。短期間で大組織に成長したビュートゾルフでは、理念を継承したチーム運営をどのように行ない、ケアの質を管理しているのか知りたいと思いました。これらの疑問に、代表であるJos de Blok(ヨス デ ブロック)氏は、「徹底したICT活用」と答えており、それはどのようなものか、現地に行ってみるしかない!と思いました。
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