特集 チームを動かすコンサルテーション
【コンサルテーションの反省例】
<医師-多職種>診療所外来―家庭医と多職種
松下 雅英
1,2
1高知大学医学部家庭医療学講座
2高知市土佐山へき地診療所
キーワード:
居宅介護支援事業所
,
地域包括支援センター
,
ケアマネジャー
,
ケアプラン
,
デイサービス
Keyword:
居宅介護支援事業所
,
地域包括支援センター
,
ケアマネジャー
,
ケアプラン
,
デイサービス
pp.208-210
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102445
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家庭医が良質なケアを提供するためには,多職種間の相互連携が不可欠である
家庭医が勤務する診療所外来には,さまざまな年齢層の患者が受診すると思われる.近年の少子高齢化の進行に伴って高齢者の占める割合が高くなり,外来患者の多様な介護問題に直面し対応に苦慮することも多いだろう.
家庭医は,それぞれの状況に応じて多職種にコンサルテーションすることとなるが,常に適切なタイミングで,適切なケアを提供できるとは限らない.以下に,診療所外来患者への介護サービス提供に関連し,多職種へのコンサルテーションの反省例を経験したので紹介させていただくとともに,どうすればよかったのかを考察する.
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