特集 「新生在宅医療・介護元年」の成果と展望―“つなぐ機能”を育んだ「在宅医療連携拠点事業」
―【座談会】在宅医療連携拠点事業を評価する―今ある資源を有機的に「つなぐ機能」を発揮するには?
佐藤 恵
1,2
,
安東 いつ子
3
,
河原 久美子
4,5
,
福谷 大助
6
,
福井 小紀子
7
1板橋区医師会在宅医会
2佐藤クリニック
3別府市医師会訪問看護ステーション
4金沢赤十字病院医療福祉課
5いしかわ921在宅ネットワーク事務局
6津島市役所高齢介護課在宅医療連携グループ
7日本赤十字看護大学地域看護学
pp.53-62
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102699
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2012年度の「在宅医療連携拠点事業」に取り組んだのは105拠点。
そのなかから、大都市において区医師会として、また、地方都市において、訪問看護ステーションとして、急性期病院として、市行政として取り組んだ4拠点の代表が集まった。
それぞれの地域性を背景とした、取り組みと成果はさまざま。
その内容は、多職種連携を促進し、在宅医療を地域に拡げていくヒントに溢れている。共通の鍵は、今ある医療・介護の資源を有機的に「つなぐ機能」を、地域にいかに構築し、いかに発揮するかだ。
個別・共通の課題も見えてきた。
「地域包括ケアシステム」の構築に向けて、今後の策を練った。
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