特集 「新生在宅医療・介護元年」の成果と展望―“つなぐ機能”を育んだ「在宅医療連携拠点事業」
「在宅医療連携拠点事業」の成果と展望―2025年に向けた「連携力」とは
福井 小紀子
1
1日本赤十字看護大学地域看護学領域
pp.16-23
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102693
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わが国は、2004(平成16)年に高齢化率が世界第1位となり、それ以降、2020年には29.2%、2030年には31.8%、2040年には36.5%、2050年には39.6%と上昇の一途をたどると、経済協力開発機構(OECD)は推計している*1・2。40%という高齢化率はこれまでに人類が経験したことのない数値であり、ここに「約1人の生産年齢人口が1人の高齢者を支えるという“肩車型”の時代が近く到来する」という数値的根拠がある。
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