特集1 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“実践編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
在宅医療連携拠点事業から「こぶしネット」での多職種協働へ—急性期病院が推進する「心が通い合う」在宅医療連携
三輪 恭子
1,2
1淀川キリスト教病院 看護統括室付看護課
2よどきり医療と介護のまちづくり株式会社 まちケア事業部
pp.780-785
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200268
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筆者は急性期病院におけるよりよい在宅療養移行支援の実現を目指して,常にフラットな視点を大切にし,院内外の医療者と手を携えて一歩一歩看護実践を重ねてきた。本稿では,地域看護専門看護師の活動目標である「地域住民のQOLの向上」を体現するこれまでの活動を振り返りながら,急性期病院が推進する「心が通い合う」在宅医療連携,誰もが健やかに暮らせるまちづくりを看護職が実現するための方法論を提言する。
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