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次号予告・編集後記
杉本
,
多淵
pp.432
発行日 2013年5月15日
Published Date 2013/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102512
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巻頭インタビューで訪れた岐阜県恵那(えな)市「くわのみ」。最寄りは、その名も極楽駅です。乗車券を買うと「恵那→極楽」と印字された昔ながらの切符にパチンと鋏が。「えな」には実は「胎盤」という意味があります(こちらは「胞衣」と書く)。言わずもがな、子宮内の胎児を育む土壤となる女性特有の組織です。3人の女性が、いくつになっても成長だで、と大事に大事に育ててきた場所が「えな市」にあることに意味ある偶然(シンクロニシティ)を感じてしまいました。一番若い繁澤さんを励まし引っ張ってきた太田先生と道子さんのあったかくも頼もしい笑顔に、ホントにここは極楽みたいと、とても幸せな気持ちになりました。同じ女性としての憧れも禁じ得ない3人組でした。「胎盤→極楽」の片道切符、なんだか大事にとってあります。…杉本
隣のステーションのおカネの話は、誰でも気になるもの。本号では、4人の“起業家”にご登場いただき、自身のステーションの経営メソッド・お金の動かし方について、赤裸々に明かしていただきました。理念や特色は企業ごとにさまざまですが、全員に共通していたのは、「得たものは職員に還元する」という姿勢です。Jリーグでも、人件費の多いチームほど上位に入る可能性が高い、というデータが示されています。もちろん、高い人件費を支払うためには、経営の安定が不可欠。彼らの専門職としてのホスピタリティはもちろんですが、起業家としての百折不撓の精神や、ステーション経営安定のためのエッセンスが、少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。…多淵
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