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次号予告・編集後記
杉本
,
多淵
pp.88
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102711
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在宅医療連携拠点事業で配分された補助金は20億円超。在宅医療にかける国の本気が伝わってくる金額です(ちなみに前号の訪問看護支援事業は10億。こちらも気合い入ってます)。本事業では、厚労省の医政局と老健局が足並みを揃えたことも特徴で、まさに医療と介護の連携が中央から図られました。特集座談会が興味深いのは、今ある資源はそのままに「つなぐ機能」をもたせたことで地域が変わってきたということ。新春鼎談では、多くの資源を失った被災地でこそ、純然たる「地域包括ケア」の萌芽がほころんできたとも示唆されています。ヒトもモノもカネも足りないものはいっぱいあるけど、“今あるもの”から変わっていけると確信めいた新年1号。本気と気合い(だけ)は今ありますので、今年もどうぞよろしくお願いします。…杉本
本号では、「在宅医療連携拠点事業」に取り組んだ事業所のなかから、合計10事業所の方にご登場いただきました。地域が変われば、当然ながら、取り組みの手段手法も異なります。しかし、自分たちの地域に「地域包括ケアシステム」を構築するという志は、どこも共通していると感じました。そして、その中心となるのは「訪問看護師」であるべきだ、という点も、共通項であったと思います。小誌では。本年も気持ちを新たに、全国各地の魅力的な取り組みを紹介していきたいと考えています。本年も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。…多淵
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