特集 小児在宅ケアが変わる
「小児在宅ケアガイドライン」の意図と提案
奈良間 美保
1
1名古屋大学医学部保健学科発達看護学講座
pp.205-209
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102133
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近年、医療が在宅中心に大きく転換するなかで、医療的ケアを継続しながら家庭で生活する子どもが増加している。
2006(平成18)年の身体障害児実態調査*1によれば、満18歳未満の在宅身体障害児は、全国で9万3100人と推計され、5年前と比較して1万1200人増加している。さらに、1、2級の重い障害を有する身体障害児は、その総数の65.8%を占め、重度化が進んでいる。
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