特集 連携と利用者を意識した「記録」
ケアマネジメント過程における様式提案
阿部 充宏
1
1NPO法人神奈川県介護支援専門員協会
pp.278-285
発行日 2002年4月15日
Published Date 2002/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901472
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はじめに
任意団体からNPO法人へ
かながわ介護支援専門員協会(ケアマネクラブ)は,平成12年3月25日に任意団体として発足しました。神奈川県全域等を対象にした会員数約600人の団体です。設立の目的は,「これからの超高齢社会において,介護保険制度のもとで1人ひとりの高齢者などが望む豊かで質の高い生活を実現するためには,保健・医療・福祉の連携をすすめることが必要であり,介護支援専門員自らが高い資質と倫理性を持ち,利用者の立場に立って公平中立な活動を実践できるような支援を行なう」ことです。主な事業内容は,各種研修をはじめとして,調査研究事業などを積極的に推進し,地域のケアマネ協会などとの連携を図るために,ネットワーク会議を開催するといった活動の展開に努めています。
そしてこの度,任意団体である同協会を発展的に解消し,さらに充実した活動を推進するため,「NPO法人神奈川県介護支援専門員協会」を設立する運びとなりました。設立にあたっては,県内の多くの介護支援専門員をはじめ各職能団体などのご理解,ご協力をいただきました。また,協会の法人格取得は全国的にも例が少なく,テレビ・新聞などのメディアにも多く取り上げられ,協会に対する期待の高さを感じています。
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