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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(1)
学術展示
意図的PCCCの成績
Results of intentional posterior continuous curvelinear capsulorhexis
荻野 公嗣
1
,
中西 徳昌
1
,
河田 博
1
,
佐村 雅義
1
,
幸田 富士子
1
Koji Ogino
1
,
Norimasa Nakanishi
1
,
Hiroshi Kawada
1
,
Masayoshi Samura
1
,
Fujiko Koda
1
1公立昭和病院眼科
pp.366-367
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903670
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- Abstract 文献概要
緒言 後発白内障による視力低下は,水晶体嚢外摘出術後の50%に発生するとされ,術後視力低下の最大の原因である1)。通常,YAGレーザーによる後嚢切裂術が行われるが,通院を中断した患者には施行できない点が問題である。1990年,Gimbel2)の提唱したpos—terior continuous curvelinear capsulorhexis (以下PCCC)は,破嚢した後嚢を円形に切除する方法であり,後発白内障による視力低下を防ぐ効果がある。筆者らは,後発自内障による視力低下を予防するため意図的にPCCCを行い,術後成績と合併症について検討した。
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