連載 在宅ホスピスの現場から ターミナルケア実践からの12の学び・4
―ケアマネジャーと“顔が見える連携”をいかに築くか―「一緒に同じものを見る目線」で独居患者を支える
山崎 美惠
1
1北海道医療大学認定看護師研修センター緩和ケア分野
pp.330-333
発行日 2011年4月15日
Published Date 2011/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101854
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暮れも押し迫る冬、当時私が勤めていた訪問看護ステーションに、大学病院のソーシャルワーカーから電話がありました。在宅療養を希望しているがん終末期の守さんに、在宅ホスピスの説明とケアを依頼する内容でした。
私は、その翌日には、入院している守さんを訪ねました。在宅ホスピスケアは、スタートが肝心です。迅速な対応が鍵を握ります。病態ががん終末期であるからというだけでなく、患者さん・ご家族の安心と信頼、そして病院との連携にもつながるからです。
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