特集 たんの吸引,医行為をめぐる連携
[対談]介護研究会の実践から介護と看護の連携を考える
安達 マツ子
1
,
小池 洋子
2
1介護研究会
2医療法人社団啓心会岡田病院
pp.515-519
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101636
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さる4月1日,厚生労働省医政局長より各都道府県知事宛に,「特別養護老人ホームにおけるたんの吸引等の取扱いについて」が出されました(p.530)。前文の老健局高齢者支援課長より各都道府県民生主管部(局)長宛の通知は「医療安全が確保されるような一定の条件が示されるとともに,当該条件が満たされれば,介護職員によるたんの吸引等を特別養護老人ホーム全体に許容することはやむを得ない」とあり,「口腔内のたんの吸引等が安全に行われるため,都道府県単位での研修などの取り組みについてご配慮願いたい」と結ばれています。
「介護職による医行為」をめぐる介護と看護の連携について,千葉県船橋市で介護研究会を主宰する安達マツ子さん,介護研究会の研修講師を務めてきた小池洋子さんにうかがいました。
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