特集 たんの吸引,医行為をめぐる連携
安全で効果的な介護職との協働を実現するために―介護職によるたんの吸引について,看護職がすべきこと
川村 佐和子
1
1聖隷クリストファー大学
pp.505-508
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101634
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近年,とくに医療の安全確保に関する国民の意識が高まり,医療事故に対する責任追及が厳しくなってきている。
わが国では,医療を提供する者はその知識を学習し技術を習得し,その水準を国家試験によって試され,合格して初めて医療を提供する者としての資格を与えられ(医師,看護師など医療有資格者),資格を得てから後に医行為を実施することができる。
また医療を提供できる場や環境は法律において定められ,社会として,医療の安全性確保を保証する仕組みが構築されている。
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