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編集後記
伊藤
,
杉本
pp.486
発行日 2010年6月15日
Published Date 2010/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101630
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●二年後の同時改定に何を望むか。どこを評価し,どんな支援があれば生きやすいか? それぞれの立場で議論が進んでいることと思います。これまで訪問看護は報酬がついていなくても「お金(制度)は後からついてくるもの」と割り切って,必要とされることなら持ち出しとなってもやってみる心意気でやってきました。次の改定に向け,そうした実践を知らせていくことも雑誌の使命と思います。実践報告や読者の声欄へのご投稿をお待ちしています。……伊藤
●映画『瞽(ご)女(ぜ)さんの唄が聞こえる』を観た。40年前に撮影された最後の高田瞽女3人の生活と道行きを,今になって纏めたものだ。瞽女さんは盲目の旅芸人。上越の村々を唄を聴かせて旅をした。当時,人々は生まれた村を一歩も出ずに生涯を終えることも少なくなかったから,彼女たちの“訪問”をとても楽しみに待っていた。新潟の在宅医・黒岩貞夫先生は瞽女さんと訪問看護・介護に通ずるものがあると指摘している。秋山正子さんは自家製の歌集をいつも鞄に新宿の町を渡りゆく。というわけで(?),本誌の主題歌を勝手に考え中・募集中なのです。……杉本
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