特別記事
在宅でも実行可能な呼吸リハビリテーション(基礎編)
安部 能成
1
1千葉県立保健医療大学健康科学部リハビリテーション学科
pp.206-209
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101560
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息苦しさにどう対応するか
原因の種類にかかわらず,患者さんの訴える苦痛と不快な症状を和らげようとする試みを緩和ケアと呼ぶ。この緩和ケアの代表的問題として苦痛painがある。
英語のpainを日本語で表現すると,苦痛に近い。痛むだけならhurtという言葉があり,針で指先を刺したような場合,英語ではhurt meという。これには苦しみは含まれない。苦しみの代表は,息苦しさであろう。
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