特集 脱皮する看護教育
—座談会—看護教育者はどこで育つ
曾田 長宗
1
,
湯槇 ます
2
,
渡辺 もとえ
3
,
都築 公
4
,
柴田 明子
5
1国立公衆衛生院
2東京大学
3都立保健婦助産婦学院
4社会保険中央高等看護学校
5国立公衆衛生院臨床看護課程
pp.6-13
発行日 1964年4月1日
Published Date 1964/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905268
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看護婦不足とあわせて,看護教育者の不足も深刻な問題になってきた。教務にはいると仕事に対して満足感が味わえない,激務のわりに待遇が悪いという不満もでている。さらに教育者を育てる“場所”がないという致命的な現状のようだ。現在行なわれている専任教員養成は,厚生省関係では公衆衛生院が唯一のコースであるが,毎年40名という数も不足にみあう数にはほど遠い。この座談会では,こういう現状の中でいったい教育者をどこで養成していったらよいのか,公衆衛生院の養成コースのはじまりのいきさつとあわせて話し合っていただきました。
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