特別記事
コムスン事件と訪問看護―ステーション制度化15年目の課題を浮き彫りに
尾﨑 雄
pp.1016-1020
発行日 2007年12月15日
Published Date 2007/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100964
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2007年の在宅ケア十大ニュースを選ぶとしたら,コムスン事件がその筆頭になるだろう。社会に与えたインパクトが大きかっただけでなく介護の社会化を支える仕組みに潜む問題点を浮き彫りにしたからだ。現行の訪問介護のシステムに内在する構造的な問題の噴出は,対岸の火事として見過ごすことはできない。
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