特集 医療と福祉はこう変わった
問われる看護職の責任の重さ―全国高齢者ケア協会が実施した「介護職による医療行為」の実態調査から
鎌田 ケイ子
1
1全国高齢者ケア協会
pp.997-1001
発行日 2007年12月15日
Published Date 2007/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100960
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連携をめぐる現状
近年,「連携」「ネットワーク」という言葉がよく使われるようになった。医療・福祉に関しても多様化した人々のニーズに応えて専門分化した職種が誕生するなか,1つのチームとして成果を出していく状況になってきている。
ただし,人間は本来,自己中心的であるがゆえ,自らの専門領域を守ろうと,他者の存在を考えようとしない行動パターンをとりがちである。そのため,連携やネットワークは口で言うほど簡単ではない。
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