連載 口腔ケアを待つ人々・4
療養生活16年目の口の中は―ある脳卒中患者さんの口腔ケア①
迫田 綾子
1,2
1日本赤十字広島看護大学看護学部老人看護学
2口腔ケアひろしま
pp.622-625
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100748
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脳卒中の後遺症をもちながら在宅療養中の患者さんは増えています。そうした患者さんの口腔をめぐる状況とケアの実際について,今回と次回の2回に分けて,ある事例をもとに紹介します。
忠さんは74歳,脳出血の後遺症で左半身麻痺,嚥下障害,言語障害があります。寝たきり度ランクはC 2で終日寝たきり,要介護度5で,療養歴は16年です。
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