特集 感染症の発熱とその治療―患者背景からの診断・治療のコツ
◉一般外来・通院患者における感染症の発熱と治療
①妊娠中患者
岩破 一博
1
1京都府立医科大学 医学部 看護学科 医学講座産婦人科学 教授
キーワード:
発熱
,
妊婦
,
絨毛膜羊膜炎
,
インフルエンザ
,
A群連鎖球菌感染症
Keyword:
発熱
,
妊婦
,
絨毛膜羊膜炎
,
インフルエンザ
,
A群連鎖球菌感染症
pp.3-9
発行日 2020年3月10日
Published Date 2020/3/10
DOI https://doi.org/10.34426/kk.0000000092
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Summary
妊娠中は免疫が低下するので,様々な感染症にかかりやすい状態にある。高熱を生じる代表的な疾病は,産科感染症の絨毛膜羊膜炎やインフルエンザなどの呼吸器感染症,腎盂腎炎などの尿路感染症,胆囊炎,骨髄炎,自己免疫疾患,甲状腺機能異常などがある。
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