連載 ドキュメント―介護アドバイザーが行く⑥
施設評価―その1:施設を見る
高口 光子
1
1介護アドバイザー、理学療法士
pp.468-471
発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100526
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老人病院のリハビリ科科長,特別養護老人ホームの介護部長を経て,介護の変革を請け負う介護アドバイザーになった著者の活動日記風レポート。
派遣されて行く先々の老人ケア施設での試行錯誤的な活動を通して,介護施設のケアシステム,介護従事者の教育・研修セミナー,介護者の意識の変革など,介護の現状を現場感覚でレポートします。
第一印象がバロメーターになる
いよいよ看護・介護の現場評価がはじまる。
現場評価のポイントは,実態を直接目で確認して事実をつかみ,目には見えない雰囲気を感じとることである。そして,その施設の看護・介護の質向上をどの切り口からはじめるのかという目安をつける。いわゆる行政の立ち入り調査や第三者評価とは視点も方法も異なる。
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