連載 ドキュメント―介護アドバイザーが行く⑭
施設改善計画の開始―何が起き,どう変わっていったのか
高口 光子
1
1事務局ライフケア
pp.152-156
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100089
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老人病院のリハビリ科科長,特別養護老人ホームの介護部長を経て,介護の変革を請け負う介護アドバイザーになった著者の活動日記風レポート。
派遣されて行く先々の老人ケア施設での試行錯誤的な活動を通して,介護施設のケアシステム,介護従事者の教育・研修セミナー,介護者の意識の変革など,介護の現状を現場感覚でレポートします。
前回,入浴委員会を立ち上げ,新たに青山幸広というアドバイザーが参加するところまでを紹介した。今回はまず,2001(平成13)年11月から2002(平成14)年11月までのききょうの郷について,入浴委員会メンバーである職員が,湖山医療福祉グループ公開講座で発表した内容の一部を紹介する。当時,ききょうの郷は開設6年目,1階は通所サービス,2・3階に100名の入所者がいた。この職員は入職5年目を迎えていた。
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