連載 人工呼吸器とともに生きる・11
國富貞夫さんの場合(後編)
小林 明子
1
1福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科
pp.972-978
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100240
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人工呼吸器使用者の生活の質を高めるポイント
この連載で紹介する4人めの人工呼吸器使用者である國富貞夫さんは,ALSの発症から19年,気管切開を受けて人工呼吸器を装着し,在宅生活を開始してからは13年になります。
前回の中編では,13年間にわたる在宅生活について,特に毎日のケア態勢づくりという視点から,本人の手記を中心に紹介しました。後編では,人工呼吸器使用者の外出とコミュニケーションを中心に,また発病から現在までを通して,次のような視点で分析したいと思います。
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