連載 人工呼吸器とともに生きる・2
高澤信一さんの場合(後編)
小林 明子
1
1福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科
pp.162-168
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100091
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高澤さんの日常生活を支える医療保険・介護保険のサービス
前回は,ALS患者である高澤信一さんの発病以降の経過と療養生活について紹介しました(表1)今回は,高澤さんの利用しているサービスについて,週間予定表などを用いて説明します。
高澤さんは,毎日1回の訪問看護と週2回の訪問入浴,週3回の訪問リハビリを定期的に利用しており,訪問看護を中心としたサービス利用を行なっています(表2,3)。在宅生活を始めて1年以上経た現在も,妻の介護に加えて,1日に1回1時間半の訪問看護を利用することで,安定した日常生活が実現しています。
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