連載 人工呼吸器とともに生きる・10
國富貞夫さんの場合(中編)
小林 明子
1
1福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科
pp.866-874
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100224
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退院から現在までの分析の視点
この連載の4人目に紹介する國富貞夫さん(表1)について,前編では,発病から診断を受け,病気が進行し地元の病院に入院,気管切開して人工呼吸器を装着し,退院するまでの経過を紹介しました。今回は,1992年7月に退院後,現在までの13年間に及ぶ在宅生活(表2)について,本人の思いと介護態勢の変遷から,次のような視点で見ていきたいと思います。
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