連載 わたしのため・からはじまる在宅介護・3
ALSにグローバルスタンダードは必要なのか?
川口 有美子
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1NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会
pp.296-297
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100068
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ALSのマルチカルチュラリズム
ALSの国際同盟会議(以下,アライアンス)に出席するために,ダブリンのホテル兼会場にたどり着いたのは自宅を発っておよそ20時間後の現地時間12月4日午後6時すぎ。ホテルのロビーはインターナショナルなお祭りムードに包まれていました。
アライアンスは1992年11月英国MND(神経難病)協会によって設立され,その目的は神経難病の周知と理解を世界に求める「国境を超えた情報交換」です。現在40か国以上が参加し,さらに地域ごとに5ブロックに分割されて,それぞれの地域ごとにまとまった活動を始めています。
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