特集 看護体制変革期の課題と取り組み
日本看護政策研究会第2回公開勉強会より
―講演―当院の目指す目標と新看護体系
山崎 絆
1
1榊原記念病院
pp.107-112
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902170
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はじめに
日本の医療保険制度の中で,"看護"は1958(昭和33)年から,1994(平成6)年までの36年間の長期にわたり基準看護制度の下にあった(1955=昭和30年に完全看護の名称でスタートした).
基準看護制度では,この基準を採用するか否かをそれぞれの病院が選択できた.そのため,基準を取っている病院と,その他の病院があり,多くの矛盾が出てきた.特に基準を取っていないその他の病院での付添婦について,問題が多いとしてその廃止が議論され,改善策として新看護体系制度が生まれた.
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