連載 病院にボランティアがやってきた―ボランティア,患者,職員の交流・6
子どもボランティアとともに育まれたもの
城 美奈子
1
,
目谷 久美子
,
永井 満理
1札幌麻生脳神経外科病院看護部
pp.726-730
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901984
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はじめに
この連載も6回目.子どもボランティアについての報告は,ひとまず今回で区切りをつけることにしました.次回からは,当院における他の病院ボランティア活動を紹介します.
子どもボランティアの活動を始めてからの4年間は,あっという間に過ぎたような気がします.それだけ楽しい活動だったのです.昨今,小中学生について,無欲,無責任,無関心などとさまざまに言われています.しかし,病院ボランティア活動で出会った子どもたちの多くは,「何か」を求めたがっていました.こうした気持ちが推進力となって,ボランティアへの参加者が集まり,活動が広がってきたのです.
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