連載 病院にボランティアがやってきた―ボランティア,患者,職員の交流・1【新連載】
子どもたちが病院ボランティアに踏み出した
城 美奈子
1
1札幌麻生脳神経外科病院看護部
pp.302-306
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900990
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
連載にあたって
ナイチンゲールの業績を讃え,一般の国民に看護を広く知ってもらう「看護の日・看護週間」に向けて,当院看護部の取り組みを検討していた1995年のことです。未来を切り開いていけるような活動ができないものかと話し合い,子どもたちに命の大切さを知ってもらいたいとの考えから,病院に小・中・高校生のボランティアを継続的に受け入れることにしました.そして,ボランティアを受け入れてから4年が経過しました.
この4年間,子どもたちは,病院ボランティアを通して目にしたもの,聞いたもの,触れたもの,気づいたもの,学んだものを率直に表現してくれました.このことにより,彼らが医療の場に貢献してくれたこともはかり知れません.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.