実務のポイント 看護
看護助手,付添の管理
長尾 真澄
1
1社会保険中央病院
pp.704-705
発行日 1980年8月1日
Published Date 1980/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207228
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ニッパチの影響で,助手の数が減り,看護婦の雑務が増える傾向にある.一方医療の高度化により,看護業務も変化しており,助手の導入とその上手な活用を図らないと,看護婦の負担は増すばかりである.また慢性疾患患者,重症者が増加しているが,そのような患者には家族の協力が,患者の回復や社会復帰に果たす役割は大きい.看護婦はこれらの人人のよいリーダーとなり,健康回復へ向け,業務を円滑に進めてゆかなければならない.
当院はベッド数302床の総合病院で,助手数36,看護事務2名で,補助者は,看護職員の約19%である.日常の管理は各婦長下で行うが,助手全員を対象とした教育は看護職の教育計画の一環として,教育婦長を中心に担当婦長により行われている.
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