新人看護職議員の永田町だより いま,国政の場では―看護職出身の2人の国会議員による活動日記
病む人が癒され共生できる価値づくりのために―「もう1つのエイズポスターを創る会」で呼びかけ
外口 玉子
1,2
1衆議院
2社会党
pp.125
発行日 1992年3月15日
Published Date 1992/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901878
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おだやかな天候にめぐまれた今年のお正月.それとは打ってかわって,荒れ,ゆれ動く政治の世界.私はといえば,今年もまた1月元旦から街頭に出て激動した昨年を振返りながら,街ゆく人々に呼びかけました,「"豊か"といわれるこの日本,本当に私たち1人1人が安心して住み続けられるような"支え合いのしくみ"を作ってきているでしょうか……」と.初詣でに着飾った人達の反応は様々でしたが,私には今の政治のありように諦めを抱いている印象が強く受け取れました.
そんな日本の世相とは裏腹に,いま,世界各地で抑圧や飢えを克服しながら多くの市民が"しくみの変換"に立ち上がっています.
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