新人看護職議員の永田町だより いま,国政の場では―看護職出身の2人の国会議員による活動日記
宮沢総理・総裁の誕生と派閥問題
清水 嘉与子
1,2
1参議院
2自由民主党
pp.70
発行日 1992年1月15日
Published Date 1992/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901868
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"宮沢喜一君115票,田辺誠君85票,よって本院は宮沢喜一君を内閣総理大臣とすることに決しました"……11月5日首班指名の参議院本会議です.一昨年土井たか子社会党委員長を指名した参議院が今はすっかり様変わり,また男性社会へ逆戻りの感があります.
10月の末,宮沢総裁をはじめ新しい党幹部に組閣の際には女性閣僚を"と,婦人局長としてお願いにいきましたが,残念な結果におわりました.しかし,いろいろな機会に幹部にわが党には女性議員が少なすぎることを認識してもらうことが大切.来年の参議院議員選挙には比例区に出る女性候補のランクを上位に……との示威運動の一環でもあります.
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