研究・調査・実践
病棟看護業務に含まれる他職種分担可能業務の抽出と分析
菅田 勝也
1
,
舞床 三枝子
2
,
島田 陽子
2
,
竹縄 直子
3
,
粟屋 典子
3
,
見藤 隆子
2
1東京医科歯科大学医学部附属病院看護部
2東京大学医学部保健学科看護学教室
3国家公務員等共済組合連合会虎の門病院看護部
pp.371-376
発行日 1991年11月15日
Published Date 1991/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901852
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研究目的
医療の高度化,専門化,入院患者の重症化や高齢化に伴い,看護職員に求められる業務量と業務分野は共に拡大している.それに加えて,労働時間短縮の動き等から,看護職員の需要は今後も引き続き高まると予想される.
必要な看護職員の確保をはかる場合,その対策としては,まず第一に養成力を拡充することがあげられる.しかし,18歳女子人口は平成5年以降減少すると予測されており,この点からも将来の需給の逼迫が心配されている.こうしたことから,看護婦が行なっている業務を整理し,効率的に行なうことが現在重要な課題となっている.
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