連載 ケアの質とスタッフ配置のための研究・1【新連載】
Medicus®患者分類指標36項目の紹介
竹谷 美穂
1
,
住吉 蝶子
2
,
山崎 慶子
3
1厚生中央病院看護部
2札幌医科大学保健医療学部看護学科
3東京女子医科大学病院看護部
pp.395-405
発行日 2000年5月10日
Published Date 2000/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901206
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本研究を連載するにあたって
私たちは,平成8,9年度の厚生省看護対策総合研究事業である「わが国および諸外国の変動する看護提供システムに関する研究」班で,ともに研究にあたった。わが国の病院で働く看護職員の夜勤・交代制勤務の現状と課題を明らかにし,さらに,6か国の病院に勤める看護職員の交代制勤務の比較から,その改善策を提案した1~4)。
私たち3人はこの研究を通じてさまざまな問題を共有しあい,議論を重ねていった。平成9年度に厚生省研究班の仕事は終了したが,その後も自分たちが残した問題を継続して研究することにした。私たちの問題意識を継続して行なった研究の概要は次のとおりである。
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