連載 ワンポイントアドバイス・10
C型肝炎(HCV)
ドロシー モトヤマ
,
謝花 小百合
pp.1022
発行日 2000年12月10日
Published Date 2000/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901132
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アメリカではC型肝炎の有病率が増えてきています。それは,スクリーニング方法がよくなってきたためだとも考えられます。
約20%の急性肝炎,70%の慢性肝炎がHCV由来だといわれています。急性肝炎は症状が出ないことも多く,あったとしても感染して数週間で消失します。25%の患者に黄疸が出現し,一般的な患者の症状としては,疲労感,食欲不振,悪心,そして右上腹部痛を訴えます。
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