連載 クリティカルな患者の看護アセスメント FANCAPモデル・1【新連載】
クリティカルな患者のアセスメントの特徴
池松 裕子
1
1国際医療福祉大学保健学部看護学科
pp.68-72
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900902
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連載を始めるにあたって
適切な看護を行なうためには,その患者の健康問題とその反応について的確にアセスメントする必要がある.今月から1年間にわたり,FAN-CAP(Fluid:体液,Aeration:ガス交換,Nutrition:栄養,Communication:コミュニケーション,Activity:活動,Pain:苦痛のそれぞれの頭文字をとったもの)モデルというアセスメントモデルを枠組みにし,クリティカルな,つまり生命危機状態にある患者のアセスメントについて連載させていただくことになった.忙しいICUの中で,ナースがクリティカルな患者の特徴を踏まえた効果的なアセスメントができるように,工夫して解説していくつもりである.読者の方々のご意見,ご感想なども参考にしたいので,ご支援をお願いしたい.
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