マイ・オピニオン
実習カリキュラム編成に思う
白松 万里子
1
1静岡市立看護専門学校
pp.577
発行日 1980年6月1日
Published Date 1980/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918970
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毎年実習カリキュラムを組み終わるたびに,何かすっきりしないものが後に残るのが常である.
看護学校の教科カリキュラム全体を眺めてみた時に,その内容の密度の高いことは他に類をみないのではなかろうか.当校においては,精神科,公衆衛生看護実習以外はすべての実習を専属病院で行うことができる.それにもかかわらず毎年,実習カリキュラム編成には神経をすりへらす思いである.診療科目が分化しその専門性が多岐にわたり,その特性を明らかにしていればいるほど,実習セクションは増加する傾向にある.
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