特別連載 老人に対する看護技術研究
4.訪問看護におけるプロトコール作成のための基礎的研究
川村 佐和子
1
,
牛久保 美津子
1
1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
pp.564-571
発行日 1996年8月10日
Published Date 1996/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900524
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緒言
在宅ターミナルケアや医療依存度が高い状態に対する看護提供は,医師の指示を緊密に受けるが,時には指示の修正が必要となる.これは,従来の「介護を中心とした看護」では生じなかった医師との連携方法を作り上げるニーズと言える.
この関係をプロトコール(施設内規準)を中心とする,ガイドライン(学術指針)やスタンディング・オーダー(個別規準指示)の作成ニーズとして検討するために,諸地域で行なわれている実態と課題を明らかにし,これらの要件を明らかにすることを目的に研究した.
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