調査研究
外部講師による研究指導の効果―その2:面接調査
三木 喜美子
1
,
小宅 比佐子
2
1埼玉医科大学短期大学看護学科
2国立医療・病院管理研究所研修部
pp.126-132
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900450
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はじめに
近年,わが国の病院内における看護研究の取り組みにおいて,外部講師あるいは院外講師を活用することによる研究指導効果について検討され,報告されるようになってきている1).
今回,国立O病院における院内看護研究の取り組み過程に外部講師として参加し,研究計画立案指導を実施した.筆者は,過去にいくつかの病院の院内看護研究発表会や看護協会支部研究発表会の講評者として参加した経験がある.その経験の中で院内看護研究の問題点の1つとして,発表原稿に目的・方法・結果・考察をとおして一貫した論理がないものが少なからずあることに気づいていた.
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