特集 固定チームナーシング(継続受持ち方式)の展開―固定チームナーシング研究会第2回研究集会より
[ポスターセッション]
7.他職種との協働―医師,助手,勤労学生,ボランティア,その他を巻き込んだチームづくり
小林 達子
1,2
1前鳥取市老人保健施設「やすらぎ」
2現鳥取市立病院看護部
pp.111-114
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900446
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私は,1992年4月にオープンした鳥取市老人保健施設「やすらぎ」に婦長として,鳥取市立病院から出向した.正直言って,職種の違う看護婦と寮母が一体となってチームを組み,どんな介護ができるかと不安であった.しかし,病院で8年間の固定チームナーシングの実践中に味わった,看護の醍醐味を生かし,固定チームシステムで介護に取り組めば,ケアの質は保証できると考えた.
新しい職場で,新しいパートナーと一緒に「しなければならない介護」をイメージして出発点に立った.メンバーはチーム活動の中で,日常的に的確な判断と介護の本質をみつける力をつけた.今回は,その介護実践を紹介する.
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